美白化粧品を使用する前に
シミが自然に代謝されるには2種類の方法があります。
①ターンオーバーによっての代謝
②リンパの流れによって老廃物として排せつ
これらの働きを促進させることで、シミが残りにくいお肌質に変えたり、今あるシミの排せつを促すことができます。
ですので、エステでのシミケアは非常に有効と言えます。
さらに、美白化粧品を上手に使用することで、シミの出来にくいお肌、シミの無いお肌を維持させることができます。
【方法1:日焼け止め】
年間の紫外線量は3月から増え始め、4月~8月をピークに徐々に減少します。
ピーク時に日焼け止めを使用するのはもちろんですが、一番気を付けたいのが紫外線が増え始めの春から初夏にかけてです。
少なかった紫外線が増えることで、肌のメラノサイトの働きが活発になります。
それを防ぐためには早い段階で日焼け止めを使用し、お肌を紫外線から保護することが必要です。
【方法2:美白化粧品】
美白化粧品には美白効果のある美容成分が含まれています。
有名なもので、アルブチン・ビタミンC・コウジ酸・エラグ酸・ハイドロキノン等・・・。
これらの成分は、できてしまったシミを無くすのではなく、シミを作らないようにする働きがメインとなります。
ですので、シミが気になり始めた頃に使用するよりは、春から初夏あたりから使い始めた方がシミの生成を抑制できるので美白を維持することができます。
もちろん、ピーリング効果によってシミの代謝を促進させたり、メラニンの生成を抑えることで徐々にシミが目立たなくなる効果もあるので、今できているシミに効果が無いわけではありません。
【注意点:美白化粧品はお肌が万全な状態で使用するもの】
赤味がある・乾燥している・敏感肌
お肌にトラブルのある状態や万全でない状態で使用しても効果が発揮されません。
逆に炎症や乾燥などの皮膚トラブルを引き起こす可能性があります。
特に花粉の時期である3月~5月の間は要注意です。
・炎症によってメラノサイトが刺激を感じ、メラニンを生成させてしまう可能性
・乾燥することでターンオーバーが乱れ、シミが濃くなる可能性
・敏感によって美白成分に反応を起こす可能性
様々なものが考えられます。
敏感肌をノーマル肌に変えていくケアや、美白化粧品と保湿化粧品を上手に使い分けるケアなどでお肌の状態を第一に考えて使用した方がシミの代謝には有効です。
これから美白化粧品の購入を検討されているのであれば、今一度自身のお肌状態を確認してからにしましょう。
ご相談なども承っておりますのでお気軽に肌診断にお越しくださいませ。